「音楽のある風景」2002年〜放送中(BS日テレ、一部日テレ系列局等)
音楽CDの通販番組ですが、一般的な通販番組とはまったく性格を異にするユニークな番組です。
(はるかなる歌の旅より)
(はるかなる歌の旅)は、番組内でも屈指の内容です。戦後の混乱からたちなおり、たくましく高度成長経済を歩む日本の姿を
当時の人々を励まし続けた懐かしい歌の数々と珠玉の映像で紹介してくれます。65年銀座。人々の活気が蘇ってくるようです。
そして、なにより赤い羽根共同募金の女学生がすばらしいです。あの白百合学園の三つ折りお嬢様が銀座の街角で赤い羽根募金の
呼びかけであります。映像は残念ながら向かって左側のお嬢様の三つ折りしか捉えていませんが、それでもいい。向かって右側の
お嬢様は誰がなんと言おうと天使ではないでしょうか?こういう現場にでくわしたら、何度でも通って何回でも募金したくなるの
は私だけでありましょうか?
(昭和30年代)
(昭和30年代)はまさにタイトルどおり30年代の歌謡曲を中心にした構成です。この構成でも時代背景が似ているせいか、上の
(はるかなる歌の旅)と同じような映像を楽しむ事ができます。当時のハチ公前などもなつかしく見ることができます。
この「音楽のある風景」は一見するとNHKのフィラー番組のように思えますが、実はユニバーサルミュージックというCD製作
会社のミュージックCDのテレビ通販番組です。番組の合間には、しっかりとCD販売のCMもはいってます。でも、そのCMで
さえ何か普段のそれとは異なる感じがします。この番組に似たものとして、前に東京12チャンネル系列でやっていた歌謡曲を当時
の映像をバックにながす番組がありましたがそれ以外には思い当たりません。
とにもかくにも、懐かしい音楽となつかしい風景映像に聞きほれ、見ほれてしまうことうけあいです。1965年、あなたは何をやって
いましたか?私は5歳。幼稚園に通っていたずらばかりしてましたですね。ロンパルームのミルクがなんともうまそうに見えて、
うらやましがっていたころでもありましたですw
2007年9月15日更新
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